第三次めでブロ

めでたいブログ

めでブロ 2nd season、終了!!!

大変ご無沙汰しております。

今年中盤から仕事が忙しくなり全然更新できておらず、その後も何だかんだあって下書きだけが溜まっている状況でした。

(その何だかんだあった部分も記事にする予定でした)

そんな中でも落ち着いてきたので更新再開しようと筆を認めていた矢先、メールが届きました。

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めでブロ 2nd season、終了!!!

移住してきた際にもサービス終了を危惧していましたが、まさか本当にクローズするとは……

元々使っていたBloggerから移転したのが2020年7月だったので、私がお世話になったのは1年半という期間となりました。

本ブログ最初の記事

長い間サービスとしてのメンテナンスもされていなかったとはいえオタク記事を適当に書くだけでそれなりにおしゃれになるので良かったですが、なにぶん利用者がほぼ居なかったのが本当に惜しかったです。

おそらくおしゃれさを求めるような層を軒並みnoteに取られてしまい、それ以外の人々はそれぞれの分野に特化したサービス(e.g. Medium, dev.to)を選ぶので、結果として誰からも選ばれ辛い立ち位置になってしまったのではないかと思います。

実際、文字色すら変えられなかったり画像の大きさが3サイズしか選べなかったりと後発ブログサービスとしてはかなり機能が少なかった(の割に縦書きとかはあったけど)ので、新規でブログを開始する際に選ぶ理由は少なかったと思います。

  • 裏を返せば考えることが少なくて済む、と言えたかもしれない

次なる聖地を決めたい、が……

前にブログを変えたときもそうでしたが、世の中には己の理想とするような最高のWebサービスが存在している可能性は低く、実現可能な場合でも結局は自分で頑張ってコードを書かないといけないというのが世の常です。

今世の中に存在するブログ・記事投稿メディアは、これまた世の中の他の誰かが思い描いた理想系のサービスに光が当たり洞窟の壁に投影された影であるので、各々の理想系が完璧に実現できているかと言われると怪しいのではないでしょうか。

ましてや、私の逆張り病も多少改善したとはいえまだまだ寛解しておらず、世の中の多くの人が良いと思って使っているサービスを使えないという枷があります。

  • Twitterで検索したところ、少数ながら私と同じくg.o.a.t終了と移住先を探すツイートが見られた
  • note多め、稀にTumblr、FC2ブログといった感じで移民が流れてるっぽい
  • それよりも「使ってる人を見たことない」「登録だけして放置してた」みたいなコメントで溢れてて悲しくなっちゃった

Twitterで同じことを言ってる人がいましたが、他にも面白そうな新興サービスはいくつもあるものの、それらが数年後に果たして残っているかというのはなかなか断言できないところです。

そのため次なる新天地を探す際にはサービス

移住先比較 (2021年令和最新版)

前回引っ越しをしてからおよそ1年半が経ち、自分で記事を書く的なサービスの需要はどんどん増しているように思います。

功罪の議論は抜きにしてnoteが官公庁も活用するようなデファクトスタンダードとなり、それまで創作をしていなかったような人もnoteで記事を書き始めるというケースを多く見かけました。

サービスの競争としてはnote (もしくは旧来のブログに寄せるならはてなブログ) に集中しており落ち着いていますが、牙城を崩そうと類似サービスや他のアプローチの記事執筆サイトはどんどん出てきています。

そのため、移住先を今一度再考してみようと思います。

ポストnoteみたいなサービス群 (Tips, BOOKERS, Brain等)

去年から今年にかけてnoteは何回も大炎上していました。

IPアドレス管理がガバガバだったり、同運営のコンテンツ配信サイトcakesの記事内容で燃えたり (数が多すぎてリンク紹介は諦めた) 、他にも細かい不手際を繰り返しているという話は利用者以外にも漏れ伝えきこえてきました。

その結果、運営会社への不信感 (というポジション取りを含む) により他の類似サービスに移住する流れがありました。というよりその空気は現在までずっと見られます9。

そのような需要を見越してか、ここ1年の間にMedium、noteといった既存の形態をそのまま踏襲してちょっと付加価値をつけたようなサービスがいくつも出てきており、「note 類似サービス」とかで調べるとそちらへの移住を勧める記事もよく出てきます。

ここからは完全に私個人が立ち振舞う際の考え方で他の人には一切何も思わない話です。

個人的にまだ何も無い状態での見返りの無い支援を受けるような行為を喜べないので、そういう機能はおそらく将来的にも使用しないです。

具体的には投げ銭 (配信中であれば配信に対する対価という意味で納得できます)、欲しい物リスト、サポーター制度、開始時点でまだ企画段階のクラウドファンディングといった辺りです。

例えそれらの支援を期待していなくても、そういった機能を持つプラットフォームを選ぶことによって、めでたいという人間が投げ銭を期待して文章を書いているという風にみなされる可能性がある

  • いや、アフィリエイトリンクは張ってたりするのでつが、、
  • ちなみに広告はユーザからの直接集金でない、商品リンクはユーザが商品を購入する過程に不利益が発生しないので上記には当てはまらないという詭弁

あと、これまた個人的な感想ですが、上記で名前を挙げたサービスでは収益の方法や手数料といった部分ばかりがアピールされていて、肝心の記事の閲覧や投稿の機能に関しては「noteに近い!」ぐらいしか書かれていないのも決め手とならない一員でした。

収益率をアピールするサービスはいつか手数料を改悪してユーザ数激減の結果潰れるとこれまでの歴史が語っているので……

トップページの記事一覧を見ればどういう層が使ってるか分かりやすい

海外の似たようなサービス (ko-fi等)

上記と同じ理由で選外となりました。

ko-fiはコーヒー1杯おごる感覚で支援できるという考え方のサービスです。

アメリカの文化由来なのかこのようなコンセプトのサービスはBuyMe a Coffeeなど他にも見られます。

メンバーシップ機能やクラウドファンディングもあり、どちらかというとnoteというよりPatreonのようなパトロンサービスのほうが近いかもしれません。

Wordpressのプラグインが使えるという利点があるっぽいのですが、サンプルで開いた人のページの上にデカデカと支援額のグラフがあってなんかいやでした。

まさにアメリカンなサービス

エンジニア向け投稿共有プラットフォーム (Zenn, dev.to, Crieit等)

元を辿れば、本来はこういった記事投稿サービスは情報商材に片足突っ込んだようなものではなく、エンジニアの集まるギークな場がメインであったと思います。

現時点ではQiitaの独壇場ですが、noteほどではないにしてもここも定期的に爆発炎上して退会祭りが起きているイメージです。

  • 実はアカウント持ってるし学生の頃にいくつか投稿してた記憶がある

エンジニア向けを謳っているサービスは記事の書きやすさ・読みやすさ (特にコード)、コニュニティとしての横のつながりの持ちやすさといったところが意識されている場所が多いです。

また、投稿ジャンルが必然的に限られることによりターゲットを絞って集中出来るという利点もあります。

dev.toのトップページ例

ここに限らずエンジニア向けのサービスはシンプルになりすぎず利便性も担保されてる印象

機能としては非常に申し分ないのですが、おそらく私の投稿のうちTech的なものは3割程度にしかならない気がするのでサービスの方向性と合わないため泣く泣く候補から外しました。

プログラミング言語やライブラリの解説記事に挟まって手術しただのカバン盗まれただのが出てきたら、私が読み手だったら頭に血が昇りそうです。

前回引越し時に検討したサービス (Blogger, Wordpress, Tumblr)

Bloggerはg.o.a.tに移る前、めでブロ1st seasonにて使用していたサービスです。

天下のGoogle謹製サービスということもあり、機能が豊富でGoogleの各種サービス(アドセンスやアナリティクスなど)との連携機能も充実していました。

また、海外の利用者層が多く、有志によりテンプレートなどの拡張機能も多く提供されています。

正直なところ今でも決して悪くはなかったとは思うものの、「王道」で「普通」のサービスであるが故に戻る理由も無いように思ってしまいました。

今見るとまさに「平成」といった見た目だ…

WordpressはCMSとしてのシェアの高さを抜きにしても、機能面やマネタイズのし易さなど様々な面で優れており、外部サービスに頼らずにブログを作りたい場合はほぼ一択ではないかと思います。

デザインをバチバチに凝って機能をモリモリつけるような運用にも耐えられる自由度がありますが、ゆえに手をかけないと見栄えや機能(特にセキュリティ周り) がよろしくならないというデメリットがあります。

私はサイトを運営したいのではなくブログとして記事を書きたいだけなので、逆張り云々を抜きにしても今回の目的とは一致しないように思いました。

  • だったら大人しくnoteにするべきでは??

あとは多機能性ゆえ何も考えずに構築するとサイトが激重になるので、設定のチューンナップや高スペックVPSのレンタルなど諸々のコストが継続して掛かってくるのも微妙です。

  • 大昔、バイトで某高級和食店のホームページをWordpressで構築してたことがあった
  • 前任者がデザインをバチバチに凝って機能をモリモリつけた激重サイトを何とか軽くしていく
  • 自分が辞めた瞬間に保守できる人が居なくなって他社に流された上にシステム全部入れ替えられた

Tumblrは本当に最後の最後まで悩みましたが、リブログすらする気がないのにTumblrに決める積極的な理由が見つからなかったので選外となりました。

機能としてはBlogger+ソーシャル機能+アルファという感じだと思うので、横のつながりを持ちたい且つnote系は嫌だという方にはうってつけだと思います。

悩みすぎて一旦アカウントを作ってしまった

  • はてなブログを検討もしていないのはガチのマジで逆張りしか理由が無い

移転先、決めました!!!!

結論としては、Notion + easy-notion-blogで構築することにしました。

デフォルトだとかなりシンプル

Notionはドキュメント・ファイル・タスクといった様々なものをチーム内で共有することが出来る多機能メモサービスです。

多機能ゆえ、Notion上で執筆したデータをAPI経由で取り出してブログを作るみたいなこともできます。

投げ銭等の機能がない、文章作成が得意、軽い、誰も使っていないという私の欲求がかなり叶えられてる方法ではないかと思います。

  • 自分で作り込まないといけない、というのはあるけどそこはまあいいでしょう
  • 技術的な部分などは新居の方に書こうと思います

というわけで、取り急ぎ環境だけ作りました。

まだ見た目も全然整えていませんが、記事を更新しながら少しずつ構築していこうと思います。

第三次めでブロ

(2021-12-25追記: ここです)

  • g.o.a.tで書いてた記事は閉鎖までに少しずつ新しい方に移していく予定です
  • これを機にBloggerの方も移そうかな……