最初に「めでブロ」という名前でブログを立ち上げてからおよそ5年3ヶ月、一度サイト移転を行ってから1年半という月日が流れ2度目の移転を行うことになりました。
初回なのでまずはその経緯や現在の環境の報告から始めます。
めでブロって何?
私めでたいが書きたいことを書いてるブログです。
入院レポート、自作キーボード、珍スポット巡り、ガジェットレビューなどジャンルも決めずに色々と載せています。
- 音楽的な話はめでラジでやっています
なぜ移転するに至ったのか
もともと使用していたg.o.a.tというサービスの終了が決まってしまったためです。
めでブロは元々Bloggerというサービス上で開始しており、
前回Bloggerからg.o.a.tに移った際には好奇心というか気の迷いというか、大した理由もなく移転していました。
適当に文章を書いてもそれなりに読みやすくなるので満足していましたが、自分の他に使ってる人を見たことがなかったので閉鎖もやむなしといったところです泣。
最近はnote系の記事投稿サービスの興隆の影でyaplog!、Yahoo!ブログなど一時代を築いた多くのブログサービスが終了しています。
既に更新の途絶えているようなブログだとサルベージもされずに消えてしまう場合があり、貴重な情報・文化の損失となっているという声もよく耳にします。
- その一方でこんなくだらないブログが手を替え品を替え残り続けてるのもアレですが……
このブログサービスは何か
この第三次めでブロはNotion + easy-notion-blogというシステムで構築されており、Vercel上で稼働しています。
Notionはドキュメント・ファイル・タスクといった様々なものをチーム内で共有することが出来る多機能メモサービスです。
最近日本語にも対応し、企業でも導入事例が増えているようです。
個人的にはEvernoteからドキュメント管理系を弱めてその他いろんな機能を足したものという感じな気がします。
そんなNotionには、APIを通してページやデータベース情報などをプログラムで取得したり書き込んだりといった機能 (Notion API) が搭載されています。
元々ドキュメントなど作成したページをWebサイトとして公開することが出来る機能がありますが、API経由でサーバサイドで処理することにより、より扱いやすく自由度の高い設計が可能となります。
Notionは文章作成に際して機能が豊富で書きやすく読みやすいため、人々はこの機能を使用してブログを書きたいと思うようになりました。
ZEIT社が開発したオープンソースのNotion Blog、有料ながらテンプレートも充実していて多機能なSuper、国産で日本語にしっかり対応している有料サービスのWraptasなど様々なサービスが登場し、それぞれ多くのファンが根付いているようです。
- 後者2つはブログだけでなくWebサイトとして運営する向けのサービスかな
私が実際にこのブログで使用しているのはeasy-notion-blogというサービスです。
こちらはおとよさんという方が上記Notion Blogをフォークしてより扱いやすくしていただいているもので、より簡単に構築できるのが特徴です。
更新も活発で本家でもまだ対応していない機能 (Twitter Embed等) をいち早く追加していただけていたりするため、今から始めるのであればこちらを採用するのが良いと思います。
このeasy-notion-blogはNext.jsというReactベースのフロントエンドJavascriptで書かれています。
これを動作させるには当然サーバが必要なのですが、CDNであるVercelで稼働させることができます。
Vercelにはgithubからの自動ビルド・デプロイ機能が付いているので、ファイルを更新してgithubにpush→Vercelの自動デプロイ機能が作動→サイトに反映 という流れを取ることができます。
最悪Vercelが使えなくなっても自前のサーバで稼働させれば済むので、Notion APIさえ生きていればしばらくは大丈夫そうです。
- これがフラグとならないことを祈る
正直私もフロントエンドJSはまだ詳しくないため、詳細はおとよさんのブログ記事をお読みください。
まだ変身形態を残している第三次めでブロ
現時点 (2021年12月) では非常にシンプルな見た目となっています。
外観を完成させてから記事を書きつつ少しずつ手を加えていければと思います。
過去のブログはどうする問題
前述の通りこのブログが3ヶ所目で、最初の拠点は残り続けており2ヶ所目は2021年5月で削除されてしまいます。
初代めでブロは前回移転時にg.o.a.tが他所からのインポートに対応していなかったため並行で存在していたという経緯があります。
12月中にWordpress形式でのエクスポート機能が出来るらしいので、それを使ってうまいことこちらにインポートできないかなと考えています。
Notionに入ってさえしまえばMarkdownで出力できるので今後万が一再移転の憂き目に遭っても安心です。
以上、取り急ぎの報告だったので次回からは書きたいことを書きます。